闇を裂く道

■著者:吉村 昭(文春文庫)

丹那トンネルの工事の話。トンネルの崩落や水害などで人命が奪われ、工事が進まない、地上の村々の渇水問題が起こるなど様々な障害が立ちふさがります。それらを乗り越えて工事を成功させる男たちの話。崩壊事故のくだりでは涙が出そうになりました。NHKのプロジェクトXが好きだった人なら読んでみるといいですよ。



(あらすじ)丹那トンネルは大正7(1918)年に着工されたが、完成までになんと16年もの歳月を要した。けわしい断層地帯を横切るために、土塊の崩落、凄まじい湧水などこに阻まれ多くの人命を失い、環境を著しく損うという当初の予定をはるかに上まわる難工事となった。人間と土や水との熱く長い闘いを描いた力作長篇小説。

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